The fall is forest vol.45




いったい、どういうことだ…?
どうなってる…?

オオキマモルめ!さてはしくじったな!!

 我はヌーヴォー。三身合体・ウサギ・ヌーヴォー。
三つの心と体が融合、それは!完全無欠!!
のはずであったのだ…

詰め寄ってやるのだ!!おおいに詰め寄ってやるぞ!!
そうだそうだ!!詰め寄っちゃえ!!
オオキマモルゥ!!


しかし予想外に、詰め寄られたのはこっちだったのだ。
それはもう鉄砲水のような勢いで、我を飲み込んでいったのだ。



「あのですねー!困りますよ!勝手に飛び出しちゃって!!
そりゃあ気持ちが昂るのはわかりますけど!
まだ準備も途中だというのに!最後まで説明を聞いていただかないと!
いやあ、でもわかります!わかるんですよ!
すぐに力を試したくなる気持ちは!!
私もこの森に赴任した頃そうでした!
いたずらにイモムシに植毛してケムシにしたり!
本当はゴキブリの仲間なのにアリっぽいからシロアリって名前つけちゃったり!
色々悪さもいたしました…
だからわかるのです!
急に飛び出したくなる気持ちは!!
でもね、でもですよ!!
最後まで説明を聞いていただかないことには…ねえ!

で、いいですか?聞いてもらって。
私がキッカケをつくったことで、
めでたくあなたがた御三方はひとつになり、
お耳のプロペラっていう操作性能をお持ちになりました。
それは大変結構なことで、勿論、予定通りでございます!
しかしながら…推進力。推進力がまだご用意させてもらっていません。
森の壁の外まで一気に押し上げる力のことでございます。
それはもう、彼の力以外ないでしょう!
そう! モリラですよ! なんたって彼は森そのものですからね!
その力は充分秘めているはず。
しかし今のままでは発揮できない!くぅー!残念!
そこを!そこをですよ!私がなんとかしようというわけです!
そう!あなたがたに施したように!
モリラにキッカケを与えるのです。
どのくらいかかるって?すぐです!すぐ!
ですから、いましばらくここで力を蓄えるなりなんなりしていてください!
ね!」


我は「ハイ。」と返事をしたのだ…。
そう言うしかないではないか…。
photo by eena x exsoup
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