The fall is forest vol.44




「我はヌーヴォー。三身合体!!ウサギ・ヌーヴォー!!

全身に力がみなぎっているのだ! たぶん!!
様々なことが魂で理解できる!! はず!!

なのになんでぇーーーーーーー!!??」



勢いよく言い放っていた声は、上方に向かいながら
小さくなっていったかと思った矢先、
急激に大きくなり、黄金色の光とともに、
尾を引きながら、落下してきたのでございます。

ええ、それはもう、すごい音でしたよ。
地鳴り、とでもいいましょうか。
バリバリバリバリと、音をたてながら。

本人は至って平気な様子でしたけど。

 私はオオキマモルと申しまして、
この『いちばんおおきな木』を護ることを主とし、
その他、森で起こる様々な問題を解決することが役目の者でございます。


パワーが足りなかったのか、なにか勢いのようなものが必要な様子。

おかしいですね…

しかしここは平然としていましょう。
私の過失と解釈されたら損ですからね。
平然としつつ、なにか他に提案すれば、
きっとノッてくれるに違いありません。
しかしすぐにプランを出さなければ、
私の過失だという事を見抜かれ、
たちまち機嫌を損なうでしょう。


さて、どうしたものか…


もう一度彼女らにキッカケを…
いやいや、それはない。
二度手間を指摘され、無能だという印象を与えてしまう。

流れから考えれば、モリラ。

ここはモリラに託すしかないようですね…

今度こそ、うまくやらなければ。
photo by eena x exsoup
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