The fall is forest vol.43




「我はヌーヴォー。三身合体!!ウサギ・ヌーヴォー!!

全身に力がみなぎっているのだ!
様々なことが魂で理解できる!!

そして今!我はこの森を後にし、我の世界に帰る時がきた!
この四ッ耳をブン回せば!ホレ!この通り!!
ヘリコプターのように!宙を舞い!
この森の上に開けた穴から脱出するのだ!!!
竹とんぼのようにでも可!!
では!さらば森!!さらば森の住人たちよ!!」


 

 力強くハッキリとした口調でそう言い放つと、
そいつは耳をグルグルと回して、空中に浮きながら上昇し始めたのだが、
口調や言葉とは裏腹に、ヒョロヒョロとした様子。
そいつの纏う黄金色の光が後を引くその軌道は、
まるでナメクジが這った後の様だ。


オオキマモル。
ピリーリの失踪。
森に穴を開けたヤツラの合体、
ウサギ・ヌーヴォー。

…そしてそいつとの別れ。。


もう、流れにまかせるしかないようだ。

僕の名前は「モリラ」。

本当に、今の僕には、もうそれしかわからないんだ。
photo by eena x exsoup
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